長坂真護展 Still A “BLACK” STAR Supported by なんぼや
東京都 展示会
会場マップ
イベント概要
投棄された廃棄物を用いて作品を制作し、ガーナのスラム街再生プロジェクトを進めるアーティスト・長坂真護。
このたびの展覧会は、自身初となる美術館での個展開催となります。
見どころ・プログラム
”世界最大級の電子機器の墓場”と呼ばれるガーナのスラム街・アグボグブロシーで長坂が直面したのは、
日本を含む先進国から出される廃棄物を必死に燃やし、わずかな日当で生きる人々の姿、そして、
そこに発生する大量のガスによって彼らがおよそ30代で亡くなっていくという現状でした。
「我々の豊かな生活は、このスラム街の人々の犠牲のもとに成り立っている」という不条理な現実を、アートの力を使って先進国に伝えることを決意した長坂。
会場では世界平和への願いを込めた、さまざまな作品を展示します。
安全対策
・お客様同士の間隔があけられるよう入場者数を制限いたします。
・展示室内の温・湿度を調整し、適宜、換気を実施しております。
・飛沫感染防止のためスタッフはマスクを着用しております。
・館内の手すり、ドアノブなど手指が触れる機会が多い場所を中心に、定期的にこまめな消毒・清掃を実施しています。
・貸し出し用の車椅子、杖、筆談機は、消毒を徹底しております。
・スタッフは出勤時に検温を行い、手洗い、うがい、手指消毒などを徹底し体調管理をおこないます。
・スタッフはマスクを着用いたします。
補足情報
長坂 真護
NAGASAKA MAGO
1984年福井生まれ。2017年6月、ガーナのスラム街・アグボグブロシーを訪れ、先進国が捨てた電子機器を燃やすことで生計を立てる人々と出会う。以降、廃棄物で作品を制作し、その売上から生まれた資金でこれまでに1,000個以上のガスマスクをガーナに届け、2018年にはスラム街初の私立学校を設立。2019年8月アグボグブロシー5回目の訪問時に53日間滞在、スラム街初の文化施設を設立した。この軌跡をエミー賞授賞監督カーン・コンウィザーが追い、ドキュメンタリー映画“Still A Black Star”を製作。
2021年7月、アグボグブロシーの街が消滅したとの連絡を受け、抜本的な問題解決に向け、廃棄物処理のリサイクル工場建設を目指すほか、環境を汚染しない農業などの事業をスラム街の人々とともに展開すべく土地取得を目指す。日々精力的な制作活動を続けている。
場所
- 住所
-
東京都台東区上野公園1-2
上野の森美術館
- 料金
- 入場料:
【当日券】
一般1,400円
高・大・専門学校生1,000円
中・小学生600円
- アクセス
- JR 上野駅 公園口より徒歩3分
東京メトロ・京成電鉄 上野駅より徒歩5分
- 駐車場
- -
- 連絡先
- ハローダイヤル050-5541-8600 (9:00~20:00)
- 時間
- 【開館時間】10:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで
- 公式サイト
- https://www.mago-exhibit.jp/
- 情報提供者
- junya