サルヴァトーレ・シャリーノ作曲「ローエングリン」
神奈川県 コンサート
イベント概要
■「ローエングリン」について
グリム兄弟が「ドイツ伝説集」でローエングリンの伝説を語ったのは1816年頃、それをもとにして作られたワーグナーの1850年の名作を経て、フランスの詩人ジュール・ラフォルグは1880年代にこの物語のパロディを創作しました。"狂気の処女・地獄の夫"との副題をもつランボーの引用が冒頭に置かれたラフォルグの「ローエングリン」は、その後さらに、“沈黙と異音の魔術師” サルヴァトーレ・シャリーノ作曲の作品となります。
ものがたりの時代からは200年近くが経ち、シャリーノが「ローエングリン」を発表してからも40年が経とうとしています。ワーグナーの「ローエングリン」は神話や伝説を背景に陰謀や策略がうごめく壮麗で長大な作品ですが、シャリーノは一人の人物エルザを取り出して本作を創作しました。日本のお能には狂い物や夢幻能と呼ばれるジャンルがありますが、それを彷彿とさせるような<夢と現実>あるいは<正気と夢>のあわいをさまようエルザは、誰なのでしょうか。
見どころ・プログラム
【 公 演 名 】神奈川県民ホール開館50周年記念オペラシリーズ Vol.2
サルヴァトーレ・シャリーノ作曲「ローエングリン」
【日時】2024年10月5日(土) 17:00開演(16:30開場)
2024年10月6日(日) 14:00開演(13:30開場)
【会場】神奈川県民ホール 大ホール (横浜市中区山下町3-1)
【プログラム】
◆「瓦礫のある風景」(2022年)[日本初演]<約20分>
作曲:サルヴァトーレ・シャリーノ
指揮:杉山 洋一
― 休憩20分(予定)―
●「ローエングリン」(1982-84年)[日本初演/日本語訳上演 *一部原語上演]<約45分>
原作:ジュール・ラフォルグ、音楽・台本:サルヴァトーレ・シャリーノ
指揮:杉山 洋一、演出:吉開 菜央・山崎 阿弥、修辞:大崎 清夏
出演 エルザ役:橋本 愛
出演者
指揮:杉山 洋一
出演 エルザ役:橋本 愛
[演奏]●ローエングリン出演 ◆瓦礫のある風景出演
成田 達輝 ●◆(ヴァイオリン/コンサートマスター)、百留 敬雄 ●(ヴァイオリン)、東条 慧 ●(ヴィオラ)、笹沼 樹 ●◆(チェロ)、加藤 雄太 ●◆(コントラバス)、齋藤 志野 ●◆(フルート)、山本 英 ●(フルート)、鷹栖 美恵子 ●◆(オーボエ)、田中 香織 ●◆(クラリネット)、マルコス・ペレス・ミランダ ●(クラリネット)、鈴木 一成 ●(ファゴット)、岡野 公孝 ●(ファゴット)、福川 伸陽 ●(ホルン)、守岡 未央 ●(トランペット)、古賀 光 ●(トロンボーン)、新野 将之 ●◆(打楽器)、金沢 青児 ●(テノール)、松平 敬 ●(バリトン)、新見 準平 ●(バス)、山田 剛史 ◆(ピアノ)、藤元 高輝 ◆(ギター)
補足情報
[注意事項]※やむを得ない事情により演奏曲、出演者等が変更になる場合があります。
※就学前のお子様はご入場いただけません。
※車イス・補助犬をお連れでご来場の方は、事前にチケットかながわまでお問合せ・ご予約ください。
※演奏中はご入場いただけません。開演時間に遅れた場合は、案内係の指示に従ってください。
場所
- 住所
-
神奈川県横浜市中区山下町3-1
神奈川県民ホール 大ホール
- 料金
- 全席指定(税込)
・開館50周年記念割引チケット:5,000円
(S席エリア/1階前方、お取り扱いはチケットかながわのみ・枚数限定)
・SS席:10,000円
・S席:8,000円
・A席:6,500円
・学生席:4,000円(24歳以下)
【 発 売 日 】KAme(かながわメンバーズ)先行発売(WEBのみ):6月8日(土)
一般発売:7月7日(日)
●チケットかながわ TEL.0570-015-415(10時~18時)
https://www.kanagawa-kenminhall.com/d/Lohengrin
[窓口]
神奈川県民ホール(10時~18時) KAAT神奈川芸術劇場(10時~18時)
神奈川県立音楽堂(13時~17時 / 月曜休)
- アクセス
- みなとみらい線「日本大通り駅」
最寄りの出口は3番と4番です。
- 駐車場
- あり
主催者
- 主催者
- 公益財団法人 神奈川芸術文化財団
- 連絡先
- 神奈川県民ホール 045-662-5901(代表)
- 公式サイト
- https://www.kanagawa-kenminhall.com/lohengrin/